ゼロから始める空き家賃貸 (3) 貸し方を考える 

 (3)貸し方を考える

 不動産賃貸には貸し方にも種類があります。

貸し方の種類を検討します。

A.一般借家契約

「一般」と明記されているので、

一番オーソドックスな賃貸方法と

考えてよいと思います。

概要は、契約期間(1年以上、2年が一般的です)を

定め、契約期間を迎えても、

借主が契約更新を希望すれば、

原則として継続入居可能な契約です。

契約違反や賃料滞納があれば、契約解除できると

契約書には記載ありますが、一般借家契約では

契約違反や賃料滞納から契約解除に至るまでは

一定の要件と時間と労力が必要になります。

賃貸開始から10年以内に自己使用を

検討されている方は

下で説明する「定期借家契約」にしたほうが良いです。

 

B.定期借家契約(再契約無し型)

文字通り、定められた契約期間だけ

賃貸する契約方法です。

例えば、契約期間を3年と定めた場合、

借主は3年以上の入居をすることはできません。

貸主にとっては一定期間だけの賃貸が出来る

メリットがあります。

反対に借主は一定期間しか入居できないので、

定期借家契約の物件を敬遠する場合もございます。

 

C.定期借家契約(再契約有り型)

悪い借主は長く住んで欲しくないが

良い借主は長く住んで欲しい!

貸主に適した契約形態になります。

契約条件として

賃料滞納と契約違反が無い限りは

再契約締結可能にすれば、

借主も契約期間を気にすることなく

入居できるので、理想的な契約形態だと思います。

理想的であるのにメジャーにならないのは、

1. 定期借家契約になじみがないから

2. 定期借家契約は追加の説明書類があり面倒だから

(実際はそれほど面倒ではないと思いますが)

3. 不動産会社が定期借家契約に消極的だから

4. 定期借家契約だと人気が落ちるから?

5. 入居審査をしっかりしているので

  悪い借主は入居しないから!

が考えられます。

 

D.建て替え短期専用賃貸

自宅建て替えの方の借り住まいの

用途専用として賃貸します。

賃貸期間は3ヶ月から1年が一般的です。

建て替え短期のメリットは賃貸期間が短いので、

設備の軽微な不具合に少し寛容です。

(最終的には補修はしなくてはなりません)

また、壁紙などもよほど汚れない限りは

交換しない場合が多いです。

デメリットは賃貸期間が短いので、

入居したとおもったらすぐに退去して

室内清掃して、募集活動してと

賃貸サイクルが短期間で進み、慌しいです。

建物の設備は新しくないけど、

問題なく使える状態で、

賃貸用に大きな設備投資を避けたい方には

お勧めの賃貸方法です。

 

今日の1枚

日の出桟橋




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