ゼロから始める空き家賃貸 (5) 募集活動の注意点

 募集活動の注意点

 

募集活動の注意点について考えます。

ポイントは「焦らない&悪い人に貸さない」です。

 悪い人の例

常に家賃が遅れる、支払わない。

非常識なクレームをする。

ごみ出しルールなどを守らない。

近隣に迷惑をかける。

 悪い人に貸さないリスクを下げる為に、

当社では必ず立会いでの物件見学を行っております。

物件見学から入居審査は始まっております。

素行の悪い人、言動に不安がある人に対しては

通常以上に慎重に入居審査を行います。

入居後にトラブルを起こす可能性が高いと判断した時は

貸主と協議の上で契約をお断りする場合もございます。

立会い無しでの見学や仲介会社任せでの見学で

書面だけでの情報では入居者の様子は把握できません。

 また、立会いでの見学は契約にプラスの面もございます。

見学者の質問や相談事に現場で答えることで、

見学者の不安が解消され、契約へ前進することも

ございます。

 

もう一点「焦らない」ことも大事なポイントです。

なるべく早く入居者を決めて契約したいのは

誰もが思います。

募集開始から時間が経つとなおさら早く決めたい

気持ちは強くなります。

ですが、上述の「悪い人」に貸してしまっては

元も子もないです。

下記の場合、特に慌てずに冷静な対応することが

大事です。

1. すぐに契約したいと言われた場合

すぐに契約したい場合、

下記事情を抱えている可能性もございます。

家賃滞納で契約解除を言い渡されている

契約違反で契約解除を言い渡されている

 契約更新などで引越しの締切が決まっている

正当な事情の場合の方がもちろん多いので、

急ぎで契約を希望する方には

引越し理由を確認して不安を解消することが

大事です。

 2. ○○円に値下げしてくれたら借りますと言われた場合

値下げ交渉は基本的にはその場では回答しません。

値下げ希望の場合、まずは入居申込書を

提出頂き内容を確認いたします。

「値下げしてくれたら借ります」に応じたにも関わらず、

契約に至らなかったケースは多いです。

1. 値下げしてくれたらが口癖の人

2. 値下げ交渉で揺さぶりをかける人

3. (貸主が弱気か見極めようとしている)

という場合もございます。

入居申込書受領前に「値下げ」に応じるのは

やめましょう。

 

 同じ日に申込が入った場合の処理

賃貸の現場では同じ日に複数組が同じ物件を

見学することはよくございます。

そこで問題になるのが、少しの時間差で

複数の申込が入った場合、

申込の時間順で順番を決めるのが

正しいことなのか?という点です。

例えば

午後1時に申込のAさん  

引越し理由がはっきりしない。

申込書の内容に不安有り。人物にも不安有り。

午後2時に申込のBさん  

引越し理由明確。申込書の内容も問題なし。

性格も良さそう。

上記ケースは極端ではございますが、

この場合でも申込書の順番でAさんを

優先して入居審査しなければならないでしょうか?

それともAさんを審査NGにして

Bさんと契約にすれば問題ないでしょうか。

審査内容は非公開ですので、

理由説明の必要はないですが、

この場合、AさんまたはAさんを紹介した仲介業者から

Aさんが一番早く申込をしたのに

契約できなかった事についての

抗議が起こる可能性がございます。

(Aさんは審査に落ちているのに部屋は埋まるのですから、

Aさんより後に申し込んだ人が契約になったことは

分かります。)

当社では少しの時間差での申し込み順番のトラブルを

避けるため、同じ日に入った申し込みについては

時間順での受付にはせず、貸主選定で

入居者を決定することを予め見学者に伝えております。

 

今日の1枚

渋谷の歩道橋からの1枚




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