2020年6月13日土曜日

戸建ての貸し方 その1


株式会社ハウジング・アイ
空き家活用、賃貸管理ブログ

戸建ての貸し方 その1

お手持ちの戸建ての賃貸方法について考えて見ます。

新築同様や築浅で室内が綺麗であれば、特に手を入れることなく、
室内清掃のみで賃貸可能だと思います。

築年数が経っている戸建て、設備のコンディションが不明の戸建てが
多いと思いますので、その場合のリフォームと賃貸方法について
考えてみたいと思います。

1.      設備コンディション問わず室内設備全部交換、内装全交換実施。
メリット
室内は新築に近い状態に仕上がりますので、
賃料も相場に近い金額で設定できます。
設備新規交換により長期の賃貸に対応します。
デメリット
コストの問題があります。
例えばリフォーム費用500万円、賃料15万円の場合、
リフォーム費用回収までに賃貸から約3年かかります。
屋根の劣化による雨漏り、配管の劣化や
躯体の劣化に伴う補修は別途費用がかかります。

2.      劣化している設備、耐用年数が過ぎている設備のみ交換、
内装は劣化が目立つ箇所のみ交換
メリット
フルリフォームよりも費用が節約できます。
例えばリフォーム費用300万円、賃料13万5千円の場合、
リフォーム費用回収まで、賃貸から2年未満で可能になります。
デメリット
賃貸後、設備交換を行わなかった部分に不具合が発生した場合、
別途補修費用が発生します。
フルリフォームの場合と同様の下記デメリットもございます。
屋根の劣化による雨漏り、配管の劣化や
躯体の劣化に伴う補修は別途費用がかかります。

3.      設備は明らかに故障しているものだけ交換、
内装も劣化が目立つ箇所だけ交換

メリット
初期コストは一番安価な方法です。
例えばリフォーム費用100万円、賃料11万円の場合、
リフォーム費用回収は賃貸から1年未満で可能となります。
 デメリット
賃貸期間中に設備不具合で設備交換費用が発生する可能性が
高くなります。
内装も必要最小限の実施の為、見栄えがリフォーム実施物件に比べて
劣る場合がございます。
建て替え用期間中の短期賃貸(半年から1年の期間限定)物件として
貸し出せば、設備不具合の対応についても柔軟に処理できる可能性が
ございます。(設備即交換でなく応急措置で対応など)
フルリフォームの場合と同様の下記デメリットもございます。
屋根の劣化による雨漏り、配管の劣化や
躯体の劣化に伴う補修は別途費用がかかります。

次回に続きます。


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